How God Works in Our Lives
神の力は私たちの人生にどのようにはたらくか

January 26th, 2020

Minoh International Church
Pastor Joseph Ricohermoso
1 Samuel 16:1-13
サムエル記1 16:1-13

Introduction

The Bible extols God’s wisdom and knowledge that leaves us in awe of Him.
聖書は神の知恵と知識を賞賛しています。そして,それを知った私たちに畏敬の念を起こさせます。

33 Oh, the depth of the riches of the wisdom and knowledge of God! How unsearchable his judgments, and his paths beyond tracing out! 34 “Who has known the mind of the Lord? Or who has been his counselor?”

Romans 11:33-34

33 ああ,なんとすばらしい神を,私たちは信じていることでしょう。その知恵と知識と富は,なんと豊かなことでしょう。神のなされる方法を理解することなど,とうていできません。 34 いったいだれが,主のお心を知ることができますか。だれが,主のご計画の相談に加わるほどの知識を持っていますか。

ローマ人への手紙 11:33-34

Certainly, we cannot know the mind of God unless He reveals it to us. But, even then, it will be an imperfect understanding for we are finite beings. Thankfully, God wants us to know Him and we still have access to His works!
たしかに,神がそのお考えを明かさない限り,私たちには知るよしもありません。また,明かしてくださったところで,私たちの限られた知識ではそれを完全に理解することができないでしょう。ただありがたいことに,神は私たちに,その知恵と知識について知ることを望まれています。そうして,私たちは神の御業に触れることができるのです。

The question we want to answer today is, “How does God work in our lives?” From our Bible passage this morning, let’s see how it played out both in the nation of Israel and in the family of Jesse.
今日は,「神の御業が私たちの人生にどのようにはたらいているか」について考えたいと思います。今日の聖書の箇所から,イスラエルとエッサイの家族の例で考えていきましょう。

Saul, Israel’s first king, was rejected by God. This tells us that God is very much involved in human affairs. It is from this point forward that God tasked the prophet Samuel to find the king’s replacement.
イスラエルの初代の王であったサウルは神に拒まれました。これは,神が人間の問題に深く関わっていらっしゃることを示しています。神が預言者サムエルにサウル王の代わりを見つけるように命じたのは,この時からです。

1 The Lord said to Samuel, “How long will you mourn for Saul, since I have rejected him as king over Israel? Fill your horn with oil and be on your way; I am sending you to Jesse of Bethlehem. I have chosen one of his sons to be king.”
2 But Samuel said, “How can I go? If Saul hears about it, he will kill me.”
The Lord said, “Take a heifer with you and say, ‘I have come to sacrifice to the Lord.’ 3 Invite Jesse to the sacrifice, and I will show you what to do. You are to anoint for me the one I indicate.”

1 Samuel 16:1-3

1 主はサムエルに言いました。「いつまでサウルのことでくよくよしているのか。もうわたしは,彼をイスラエルの王位から退けてしまったのだ。さあ,つぼいっぱいにオリーブ油を満たして,ベツレヘムへ行き,エッサイという人を探しなさい。わたしは,その息子の一人を新しい王に選んだ。」2 しかしサムエルは,「どうしてそんなことができましょう。それがサウルの耳に入ったら殺されます」と言いました。しかし,主は答えました。「あなたは雌の子牛を一頭取り,『主にいけにえをささげに行く』と言えばよい。 3 そして,いけにえをささげる時,エッサイを呼びなさい。どの息子に油を注いだらよいかは,そこで指示しよう。」

サムエル記Ⅰ 16:1-3

  1. Man looks, God sees – verses 4-10
    人間は外見で判断するが,神は心をご覧になる

Samuel doesn’t hesitate to obey God’s instructions.
サムエルは神の指示に従うことをためらいませんでした。

4 Samuel did what the Lord said. When he arrived at Bethlehem, the elders of the town trembled when they met him. They asked, “Do you come in peace?”

1 Samuel 16:4

4 サムエルは主のことばどおりに行いました。一方ベツレヘムでは,町の長老たちが恐る恐るサムエルを出迎えて言いました。「これは,これは。わざわざお越しになられたのは,何か変わったことでも?」

サムエル記Ⅰ 16:4

The prophet’s arrival in the small town stirred up the people. He’s a spiritual leader and an elderly statesman and it’s rather unusual for a man of such stature to visit an obscure place like theirs.
サムエルがその小さな町を訪れたとき,人々は困惑しました。というのも,サムエルは宗教的に地位の高い人であり,そのような人が小さな町を訪れることはめったになかったからです。

Samuel assures them of his peaceful intentions and he calls together Jesse’s family to participate in the sacrifice (verse 5), during which the prophet will recruit God’s chosen man.
サムエルは自分が町にやってきたわけを説明し,人々を安心させました。そしてエッサイの家族に,いけにえの儀式に参加するよう言いました(5節)。その儀式のあいだにサムエルは,神のお選びになった者を見つけるのです。

The first to catch Samuel’s attention is Eliab, Jesse’s firstborn son.
最初にサムエルの目に留まったのは,エッサイの長男「エリアブ」でした。

6 When they arrived, Samuel saw Eliab and thought, “Surely the Lord’s anointed stands here before the Lord.”
7 But the Lord said to Samuel, “Do not consider his appearance or his height, for I have rejected him. The Lord does not look at the things people look at. People look at the outward appearance, but the Lord looks at the heart.”

1 Samuel 16:6-7

6 彼らが来た時,サムエルはそのうちの一人,エリアブをひと目見るなり,「この人こそ,主がお選びになった人に違いない」と思いました。 7 しかし,主は言いました。「容貌や背の高さで判断してはいけない。彼ではない。わたしの選び方は,あなたの選び方とは違う。人は外見によって判断するが,わたしは心と思いを見るからだ。」

サムエル記Ⅰ 16:6-7

Then comes son number 2.
次は次男の番でした。

8 Then Jesse called Abinadab and had him pass in front of Samuel. But Samuel said, “The Lord has not chosen this one either.”

1 Samuel 16:8

8 次はアビナダブが呼ばれ,サムエルの前に進み出ました。しかし,「主は彼も選んでおられない」とサムエルは言いました。

サムエル記Ⅰ 16:8

The next one is son number 3.
今度は三男の番でした。

9 Jesse then had Shammah pass by, but Samuel said, “Nor has the Lord chosen this one.” 

1 Samuel 16:9

9 続いてシャマが呼ばれましたが,主からは,「彼もわたしの目にかなわない」という返事しかありませんでした。同様にして,エッサイの七人の息子がサムエルの前に立ちましたが,みな主に選ばれませんでした。

サムエル記Ⅰ 16:9

The selection continues.
選抜が続きます。

10 Jesse had seven of his sons pass before Samuel, but Samuel said to him, “The Lord has not chosen these.”

1 Samuel 16:10

10 サムエルはエッサイに言いました。「どうも主は,この息子さんたちのだれをも選んでおられないらしい」

サムエル記Ⅰ 16:10

Each of Jesse’s sons looked like king material, but in God’s book externals don’t carry a lot of weight. God’s choice is always based on rock-solid qualities of the heart. As God already said, “People look at the outward appearance, but the Lord looks at the heart” (v.7b).
エッサイの息子たちはみな,外見的には「王にふさわしい素材」に見えましたが,神のご判断において外見は重要な意味を持ちません。神がお選びになるものはいつもその「心の質」に基づいているからです。「人は外見によって判断するが,わたしは心と思いを見るからだ」と,7節に書かれているとおりです。

In the ancient Near East, the heart was viewed as far more than the seat of blind passions. The Hebrew concept in particular sees it as the center of intellectual, ethical, moral and religious consciousness.
古代の中近東では,「心」を単なる感情の中心とはみていませんでした。とくにヘブライ語の概念では,「心」は知的,倫理的,道徳的,そして宗教的意識の中心と考えられていたのです。

  1. Man forgets, God remembers – verses 11-13
    人間は忘れるが,神はお忘れにならない

So the seven (7) sons were presented to Samuel. Apparently, these were all. However, since God revealed that the new king would be chosen from among Jesse’s sons, the prophet is sure there is another. So he asked, “Are these all the sons you have?” (v.11)
7人の息子がサムエルの前に差し出されました。どうやら,これで全員のようでした。しかしサムエルは,神がエッサイの息子たちの中から次の王を選ぶと言われたことを疑いませんでしたので,まだほかに息子がいるはずだと確信していました。それで11節で「もうほかに息子さんはいないのですか。」ときいたのです。

  1. David, the youngest.
    末っ子のダビデです。

The Dad’s oh-yeah-I-almost-forgot reply shows that David had been overlooked in the process.
エッサイの「ああ,そうです,忘れるところでした」とでもいうような反応からは,父親である彼が,ダビデを取るに足りない存在と決めてかかっていたことがうかがえます。

“There is still the youngest,” Jesse answered. “He is tending the sheep.”

1 Samuel 16:11

「いいえ,まだ末の子がおります。今,野で羊の番をしておりますが。」

サムエル記Ⅰ 16:11

Why wasn’t David brought in with the others? Why was he left out in the fields when the other brothers were being considered for a big promotion?
なぜダビデは他の兄弟と一緒に連れてこられなかったのでしょう。他の兄弟たちは,高い地位につけるかもしれないと期待されたのに,なぜダビデだけ羊の世話係として放っておかれたのでしょう。

Jesse’s attitude toward David displays two (2) common mistakes parents make.
ダビデに対するエッサイの態度は親にありがちな二つの過ちを示しています。

Mistake #1: He didn’t appreciate each of his children equally. Jesse never intended to call David in from the fields. Maybe, he thought to keep him as his family’s designated shepherd … for life.
過ちその1:彼は息子たちを平等に扱っていませんでした。彼にはダビデを牧場から呼んでくるつもりはさらさらありませんでした。もしかすると彼は,ダビデを一生,専属の羊飼いにするつもりだったのかもしれません。

Mistake #2: He failed to nurture a mutual respect among the brothers. Jesse’s reply essentially expressed: “Well, yes, there’s David, the youngest, but he just keeps the sheep.”
過ちその2:彼は兄弟たちが互いを尊敬するような育て方をしませんでした。エッサイの返答は,「えーっと,そうそう,末っ子のダビデがいるのですが,羊飼いくらいしかできない子です」といっているのも同じです。

Parents talking about their three (3) sons.
The Dad said, “Jonah is really smart. He can either be a doctor or a lawyer.” The Mom agreed and said, “What do you think of Justin? He is smart and likes Math. Maybe, he can be an engineer or a mathematician.” Now thinking of their third son, who looks frail and is least impressive, they exclaimed, “He can be a pastor!”
一つ冗談を言いましょうか。両親が,3人の息子について話しています。
父が言います。「ジョナはほんとに賢い。将来は医者になるか,それとも弁護士か。」
母もそれ賛成して続けます。「ジャスティンはどう思う?あの子も賢いし,数学がよくできるでしょう。エンジニアとか,数学者なんかになるかも。」
そして,三男について考えます。虚弱そうな,あまり印象に残らない子。二人は叫びます。「あの子は牧師になれるね!」

Let me address the parents in the congregation now. Parents, the greatest contribution you can make in the lives of your children, aside from introducing them to Christ and nurturing them, is to help them see that they have worth and value. They need to know they have something unique to offer, just like every other member of the family. That’s where Jesse failed.
今ここにいる親御さんたちに言いましょう。子供の人生において,親が貢献できるもっとも偉大なことは,もちろん,イエス様の存在を知らせ,クリスチャンとして育てることです。しかしこれに加えて重要なことは,子供たちが自分自身の価値と存在意義を理解できるよう助けることです。一人一人がユニークな才能を持っていて,家族がみな価値のある存在であると教えることが大切です。エッサイはこの点を間違ってしまったのです。

Do you communicate to your children the message that they might be the one God will choose to use in a special way? Or, do you play favorites, keeping others in the fields with the sheep?
みなさんは子供たちに,だれもが神に選ばれ,それぞれに合った特別なやり方で神に用いられる存在であることを伝えているでしょうか。もしかして,子供たちに優先順位を付けて,誰かに羊の世話係を押しつけていませんか。

It’s not God’s plan to make us all kings. But if we will robe our children with a sense of value and crown them with the jewels of self-worth, they will when anointed by the sweet oil of the Spirit, accomplish great things for the King.
神には私たち全員を「王」にする計画はありません。しかし,私たちが子供にそれぞれの価値をしっかりと教えれば,精霊に祝福された時に,「王」のために素晴らしいことを成し遂げる存在になるでしょう。

  1. David’s anointing.
    ダビデの任命

Regardless of Jesse’s opinion of David, Samuel insists on seeing the young shepherd boy.
父親のエッサイがダビデをどう思っていようとかまわずに,サムエルは羊飼いの少年に会わせるよう主張しました。

11b Samuel said, “Send for him; we will not sit down until he arrives.”
12 So he sent for him and had him brought in. He was glowing with health and had a fine appearance and handsome features. Then the Lord said, “Rise and anoint him; this is the one.”

1 Samuel 16:11b-12

「すぐ呼びにやってください。その子が来るまで,食事は始めませんから。」
12 エッサイはすぐに彼を迎えにやりました。連れて来られたのは,見るからに健康そうで,きれいな目をした少年でした。その時,「この者だ。彼に油を注ぎなさい」と,主の声がありました。

サムエル記Ⅰ 16:12

I imagine that David is still not aware of what’s going on, then Samuel pours oil over his head. And from that day forward, David is never again the same.
ダビデには,その時何が起こっていたかは分からなかったと思います。しかし,サムエルは彼の頭にオリーブ油を注ぎました。そしてその日からダビデの人生は変わりました。

13 So Samuel took the horn of oil and anointed him in the presence of his brothers, and from that day on the Spirit of the Lord came powerfully upon David. Samuel then went to Ramah.

1 Samuel 16:13

13 サムエルは,その少年ダビデを兄弟たちの真ん中に立たせて,持って来たオリーブ油を取り,彼の頭に注ぎました。すると,主の霊がダビデに下り,その日から彼には卓越した力が与えられたのです。こののち,サムエルはラマへ帰って行きました。

サムエル記Ⅰ 16:13

  1. David’s distinctive.
    ダビデの特色

David was not only anointed with oil, but with the Holy Spirit. And it was this that kept him humble. After his anointing, David didn’t run out to try on crowns or saddle up his horse and ride through Bethlehem announcing his new position of royalty. He didn’t even bronze a horn to hang in his tent. But David’s humility shone like the sheen of his freshly anointed head … as he immediately went back to the fields with the sheep until God’s scheduled inauguration.
ダビデはオリーブ油を注がれただけでなく,精霊によっても満たされました。だから彼は謙虚でいられたのです。神に任命された後も,ダビデは王冠を試着したり,馬に乗って町中を回って自分の立場を示したりしようとはしませんでした。テントに吊す飾りを作ることもありませんでした。彼の謙虚さは,オリーブ油を注がれたばかりの頭の輝きのように輝いていました。彼は,神の予定された就任式のときが来るまで,羊の世話に戻ったのです。

God says:
神は言われます。

“He guides the humble in what is right and teaches them his way.”

Psalm 25:9

9 謙遜になって主のもとに帰る人に,主は最良の道を教えてくださいます。

詩篇 25:9

“But the meek will inherit the land and enjoy peace and prosperity.”

Psalm 37:11

一方,神の前に謙遜な人は,ありとあらゆる祝福を受け,心地よい平安に身をゆだねるのです。

詩篇 37:11

Conclusion

Today, we have seen that God looks beyond the external appearance to the heart. He rejects the people-pleasers and elevates the God-pleasers. Let’s be encouraged – God notices the nobodies. Let me now suggest some applications based on what we’ve learned.
今日は,神が外見ではなく私たちの心をご覧になるということを見てきました。神は,人を喜ばせる人ではなく,神を喜ばせる人を用いられます。だから,勇気を持って進みましょう。神はだれに対しても目を向けていらっしゃいます。今日学んだことをどのように実践できるか説明します。

  1. Be open – God’s solutions are often strange and simple. Even though God’s ways may not make sense to us, we need to be ready to be used by Him however He uses.
    心を開くこと:神の解答はときに奇妙でシンプルなものです。しかし,たとえ私たちの理解が及ばなくとも,どのような用い方であれ,神のご意志に沿えるよう準備をしておく必要があります。
  2. Be ready – God’ provisions are usually sudden and surprising. At any moment, God may decide to promote you from a keeping-of-the-sheep role to a kingly one. Be ready and willing to be promoted in His kingdom work.
    つねに備えておくこと:神の決定はたいてい突然で驚かされます。全く予想できないタイミングで羊飼いから王の立場に昇進することがあります。ですから,いつ声がかかってもいいように心の準備をしていてください。
  3. Be trusting – God’s selections are sovereign and sure. Nothing can be more stable than those decisions guided by God.
    信頼すること:神の選択は必ず最高のものであり,そして確実なものです。神に導かれた決定ほど,安定したものは他にありません。